トクティーを通じ、外国人材を採用していただいたお客様にインタビュー。今回は、沖縄県北谷町で飲食店などを展開している「株式会社SOUL KITCHEN」マネージャーの丸山さんにお話を伺いました。
コーヒー農家と直接取引したかった
ートクティーにご依頼いただいた経緯を教えてください。
コーヒーを主軸に、カフェレストランやスイーツ製造、アパレルグッズなども扱う店を運営したり、オンラインで輸入コーヒー豆などを販売したりしています。コーヒー豆を業者から仕入れるとマージンが発生し、生産農家の収入が減ってしまうため、ベトナムのコーヒー農家とダイレクトに取引したいと考えていました。ベトナムと沖縄を行き来しながら関係を築いてくれる人材が採用できればと思い、トクティーに依頼しました。
ー実際の採用活動はどのように進みましたか?
外国人材向けの求人票作成も初めてでしたが、営業担当の方に丁寧にアドバイスをいただけたので助かりました。細かいところですが、たとえば業務内容に日常的な掃除などが入っていなくても、日本人なら通じますが、外国人の方に向けては全部の内容が入っていないとだめなのか、などの基準が分からなかったり。候補者がそういった文化の違いなどをどこまで理解しているのか分からず、表現の仕方に悩んでいましたが、そうした点もしっかり教えていただけたのでよかったです。
7~8人と面接し、最終的に採用したベトナムの女性は、日本に長くいる中でベトナム料理店の経営経験もあり、経営のことがみえている方でした。コロナ禍での挫折や、飲食業界の厳しさも体験していて、英語力もあり、もちろん日本語も流暢だったので、採用を決めました。
仕事観や勉強意欲に刺激を受けた
―入社後の働きぶりはいかがでしょうか。
実際に入社してからもよく働いてくれていて、日本語や業務のことを自分から積極的に学びにいく姿勢や、仕事に対してしっかりと意見を言う姿に、日本人のメンバーもすごく刺激を受けています。日本にずっといたいと言ってくれていて、家族も日本にいるので、長く働いてもらえればと思っています。
ー外国人採用について、どのように考えていますか?
これまでは、日本人の仕事にかける思いやスタンスしか見てこなかったなと、あらためて思いました。同じアジア圏ではありますが、ベトナムの方の仕事観や、自国への思い、勉強する意欲などに触れて、すごく刺激になりました。自分がもし外国人側の立場だとして、同じくらい仕事ができるかなと考えたりもしますね。ほかの日本人メンバーも、文化の違いを感じたり、国によって「当たり前」が違うことを知ったりする瞬間があるはずなので、刺激になることが多いと思います。やはり鎖国状態よりも、いろんな国の方と一緒に仕事をすることで、会社をしっかりアップデートしていけると感じているので、今回採用できて本当に良かったです。