特定技能外国人のマッチングプラットフォームサービス「tokuty(トクティー)」をご利用いただいたお客様にインタビュー。今回は、関東で電気設備工事を手がけるユアサデンキ様に、特定技能人材の受け入れと現場での運用について詳しくお話を伺いました。
外国人材採用の背景にあるのは、技術者の高齢化と若手不足
-外国人材の採用を決めた背景について教えてください。
採用を決めた最大の理由は、現場技術者の高齢化と若手不足です。特に、電気工の分野では若年層の担い手が少なく、外国人の特定技能人材が十分に力を発揮できることを再認識しました。代表自身も「仕事に一生懸命であること」「貪欲であること」「誠実であること」といった資質を高く評価しており、日本人材よりも積極的に採用したいという考えがありました。
-採用のプロセスについて教えてください。
選考では10名以上の面接を行い、人間性や雰囲気、日本語の話し方などを重視して上位2名を採用しました。内定から入社までの間には、ビザの切り替えなどで個別対応が必要で、経営計画から逆算し期限を厳密に決めておりましたが、トクティーの協力によりスムーズに進めることができました。
-特定技能人材の日本語能力について、どのように評価されていますか?
従業員はN3レベルの日本語能力を有しており、基本業務や資料読解には問題がありません。ただ、第二種電気工事士試験に向けては、漢字や専門用語の壁が依然として大きく、試験合格に特化した日本語の学習が必要だと感じています。すでに別のベトナム人スタッフが資格を取得した実績もあり、今後は専門用語にフォーカスした勉強法や単語シートの活用もしていきたいです。
コミュニケーションにおいて、誤解を生まないよう工夫
-現場でのコミュニケーションについて、課題と対応を教えてください。
日常会話の理解度はおよそ50%ほどと見ており、指示の受け取りには慣れている一方で、意見や要望の意思疎通には課題が残ります。そのため、現場ではスマートフォンの翻訳アプリを活用することもあります。大切なのは、相手が日本語を完全に理解していない前提で、誤解を防ぐ伝え方を意識すること。入社から2ヶ月ほどでは正確な評価は難しいですが、今後半年をめどに効果測定と増員の判断を行う予定です。
-定着支援やキャリアアップについての考えを教えてください。
外国人材には長く働いていただきたいと考えており、不安や悩みを第三者的に聞いてもらえるような仕組みづくりを検討中です。また、トクティーが用意しているプログラムを利用して、建設の特定技能2号への移行支援にも力を入れていきたいと思っています。実務経験が1年以上あれば資格取得も可能ですが、現実的には1年半~2年を想定して、段階的なサポート体制を整えたいと考えています。
-最後に、外国人採用を考えている企業へのメッセージをお願いします!
言語や文化の違いに不安を感じることもあると思いますが、外国人材は非常に意欲的で、業務に対して真摯に向き合ってくれる人たちです。特定技能の採用は、単に人手不足を補うだけでなく、組織全体の活性化にもつながります。まずは一歩踏み出してみることをおすすめします。
まずはお気軽に相談を!
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外国人人材紹介サービス「トクティー」では、36,121名以上の人材データベースと260社超の海外現地パートナー企業の中から優秀な特定技能人材をご紹介。採用したい人材像にマッチングする人材を何度でも無料でご提案いたします。
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