特定技能外国人のマッチングプラットフォームサービス「tokuty(トクティー)」をご利用いただいたお客様にインタビュー。今回は埼玉県志木市の解体業、株式会社ライジング代表の渡辺さんにお話を伺いました。
応募ゼロから、トクティー利用で即応募
ーどのような採用課題があったのでしょうか?
当社は解体工事をはじめ、産業廃棄物の引き取りや、不用品の回収などを行っています。解体工事は基本的に4人1チームで行うのですが、当初は6人しかいなかったため、あと2人ほど採用し、新たにチームを作りたいと思っていました。また、零細企業ということもあり、まずは経験者の方を採用し、安定感のあるチームにしていきたいと思っていました。
ー今までにどのような採用活動を行っていましたか?また、特定技能人材に関心を持ったきっかけを教えてください。
昨年から大手の求人サイト2つに求人を掲載していました。しかし、ニッチな業種ということもあり、なかなか応募がなく頭を悩ませていたんです。
他に何か良い案はないかと考えていたところ、特に即戦力になってくれる人を探していたので、特定技能人材(在留資格をもつ一定の技能を有する外国人)を採用するのが最善策なのではないかという話になりました。
特定技能人材であれば、業界経験を持っていますし、間違いなく入社してくれるということで、「スピーディーに確実に採用したい」という当社のニーズにぴったりだと思ったのです。
ちなみに最初は、技能実習生の採用を考えていたのですが、即戦力として活躍してもらえることを優先し、特定技能人材を採用することに決めました。
ー「tokuty」をご利用いただいたきっかけは何ですか?
特定技能人材を採用するためには、サポートしてくれる会社が必要だと思い、まずはインターネットで検索しました。いくつか会社が出てきて、最初は他社さんに問い合わせたのですが、その会社からは採用にあたり、「建設業許可」が必須と言われました。当社は解体業に関する許可は取得しているものの、建設業認可はまだ取得していなかったため、その会社に依頼することは断念しました。
他に採用活動をサポートしてもらえる会社を探していたところ、トクティーさんを見つけました。しっかりと確認していただき、解体業に関する許可があれば大丈夫と言ってもらえて、「ここなら採用活動を進めていける!」と道が開けた感じがしましたね。そのためほとんど迷いはありませんでしたが、強いて言うなら会社のホームページがしっかり作り込まれていたので、安心感を持って契約することができました。
ー採用活動のプロセスや結果について教えてください。
まずは採用条件を決めることになり、担当の西山さんのアドバイスで一定以上の給与に設定することを心がけました。
実際に掲載すると、すぐに6名もの方から応募があり、最終的には8名にまで増えたのです。想像もしていなかったのですが、これ以上応募が来ても対応できないと思い、掲載を打ち切ることに。そのうち4名の方に面接に進んでもらい、オンラインで話をしました。
そのなかでも真面目さが伝わってきたこと、今までの経験から即戦力になってもらえそうだと思ったことから、2名の方に入社してもらうことに。
トクティーさんの対応もとてもスピーディーだったので、求人掲載から採用までの期間はたったの1週間ほど。こんなにも早く採用できるのか!と驚きましたね。
特定技能人材ならではの「ハングリー精神」が魅力
ー実際にご入社されていかがですか?
2024年の2月に入社してもらったばかりですが、経験者ということで仕事の基礎ができており、すでに即戦力として活躍してくれています。現場の社員もみんな「さすが経験者だな」と口を揃えて言っています。
お二人とも素直ですし、特定技能人材の方は基本的に「家族を生活させるため」に本気で働いていることから、我慢強さやハングリー精神も感じられるのです。
また、普段のコミュニケーションについても、日本語が流暢なわけではありませんが、お互いに伝えたいことは伝わっているので問題ありません。今の時代は翻訳アプリもありますし、大抵のことはジェスチャーでも伝わるので、国籍の違いはなんら関係ないと思います。
ー組織としてはどのように変化しましたか?
もともとは人手不足に悩んでいましたが、経験者の方を2名採用することができたので、社内にチームが増え、仕事が円滑に進むようになりました。
また、私としても現場での業務が減ったことにより、社長としてやるべきことや、みんなが働きやすい環境をつくることに集中しやすくなりました。この変化によって、今後の事業面にも良い影響がもたらされていくと思います。
ー建設業界ならではの「特定技能人材を採用すること」のメリットはありますか?
建設業界はあまり日本の若者に人気があるとは言えません。だからこそ、「できるだけ早めに人手不足を解消したい」「若者や経験者を採用したい」というニーズが満たされていないことが多いため、そのような場合は特定技能人材に助けられると思います。
実際にこれからあと十数年もすれば、過半数が外国人の方になるような業界なのではないか、とも思います。言い換えると、特定技能人材という経験のある外国人の方によって、会社だけでなく業界そのものも救われるのではないでしょうか。
ー特定技能人材を採用することの懸念点はありますか?
採用全般に言えることかもしれませんが、入社しても「いつか退職されるかもしれない」という不安はありますね。
とはいえ、皆さんが働きやすい環境を整えることで、長く働いてくれる可能性は高まるはず。新たな採用に不安はつきものですが、できることに取り組んでいければと思っています。
外国人採用のポイントは、万全の体制で受け入れること
ーどのような企業様にトクティーの利用や、特定技能人材の採用を勧めたいですか?
やはり零細企業など、深刻な人手不足に悩んでいる企業様ですかね。なかでも建設業界や介護業界など、ある程度の経験や技術を持っている人を求めている場合におすすめです。
また、まずは経験者の方を採用できたら、入社後に1から教えずとも即戦力になってくれますし、その後、未経験の方を迎え入れやすくなるのではないでしょうか。
実際にトクティーを活用したら、スピーディーに特定技能人材を採用できるため、採用を急いでいる場合は特におすすめです。
ー最後に、特定技能人材を採用する際のポイントを教えてください。
あらゆる必需品を揃えておくなど、きちんと受け入れ体制を作っておくことでしょうか。
そのなかで印象的だったのは、入社する方がこちらが用意したアパートに内見にきたとき、新しい布団のセットを見て、嬉しそうな顔をしていたこと。何気なく新品のものにしたのですが、そのように喜んでもらえてよかったなと思います。他にも、自転車もあったほうが便利かと思い用意しておくと、わざわざお礼の連絡をくれました。日本で働くということに心細さもあるでしょうから、できるだけ万全の状態で迎えてあげられると良いと思います。
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