特定技能外国人のマッチングプラットフォーム「tokuty(トクティー)」をご利用いただいたお客様にインタビュー。今回は、北海道長万部町のホタテ養殖業、株式会社ヤマゲン水産の福澤さんにお話を伺いました。
急な人手不足、対応難しく
―これまでの採用状況を教えてください。
ホタテの養殖をしている会社で、私は2代目です。中学生のころから家業として手伝っています。日本人の従業員は、通年だと親族が中心で、2~6月の繁忙期には多いと20人ほど手伝いに来てくれます。普段は農家をしている50~70代のご年配の方が多く、みなさん誰かの紹介で来てくれているのでメンバーもあまり変わらず、どんどん平均年齢が上がっています。その中で、誰かが体調を崩して辞めてしまうと、同時に何人も辞めてしまったりすることもあります。うちでは10年ほど前から技能実習生も受け入れていますが、人手が必要になってから実習生や特定技能を増やそうと思っても、受け入れまでに時間がかかるので、手伝いの人数をここ何年かで増やしてきてはいました。
技能実習生に関しては、当時、近くの同業者から「中国から実習生を受け入れるので一緒にどうか」と誘われ、受け入れ始めました。いまは特定技能人材もいます。実習生はしばらく中国から受け入れていましたが、国の経済が発展して給与水準が上がったこともあり、ベトナムからも受け入れるようになりました。海での作業は力仕事になるので男性ですが、陸での作業は女性でもできるので、男女両方います。
―特定技能人材はいつから雇用していましたか。
ちょうど中国からの技能実習生が5年いて、特定技能に移行できたので、制度が始まってから早い段階で雇用していました。今働いている特定技能の方々は同じように実習生から移行したパターンがほとんどです。
「ほかでは間に合わないと言われ、トクティーを見つけました」
―トクティーをご利用いただいた経緯を教えてください。
ベトナムだと兄弟やいとこなど身内同士で日本に来ている人が多いのですが、うちで働いている特定技能同士で結婚した方々がいて、去年の秋に何名かが一気にベトナムに帰るという話が持ち上がったんです。繁忙期の2~4月までに人手を確保する必要があり、付き合いのある管理団体にも相談しましたが、間に合わないと言われてしまいました。インターネットで調べていたところ、トクティーを見つけ、スピーディーに特定技能人材を採用できると書いてあったので依頼しました。それでもすぐには応募がこなかったので、営業担当の方からのアドバイスで条件面を変えたところ、応募がくるようになりました。2人面接し、インドネシアの男性を採用することができました。今まで実習生を何十人も面接してきましたが、自ら特定技能の試験を受けているだけあって、やる気が感じられていいなと思いました。実習生の経験がなく、試験に合格して特定技能になった方の採用は今回が初めてです。
―採用した方の働きぶりはいかがでしょうか。
日本語での会話はまだつたないですが、特定技能の先輩に同じインドネシアの方々がいて、母国語で指導してくれているので、仕事は問題なくできています。休みの日は国ごとに集まって交流しているみたいですね。実習生や特定技能の方々はみんな若いですが、手伝いに来てくれている日本人の方々はだいぶ年上なので、かわいがってもらっています。
―外国人材の採用について、どのように考えていますか。
できれば車の運転ができたり、機械の操作ができたりする日本人も採用したいのですが、通年で日本人を雇うのはかなり難しいです。北海道主催の採用イベントで札幌や旭川まで行ったこともありますが、候補者が集まらないですね。同じ仕事をしているところでも、室蘭や函館に近いところだとまだ集めやすいようですが、ここは田舎なので、そもそも人がいないんです。周りの同業者も、身内などで日本人がある程度いたり、規模が小さいところ以外は、8割くらいは外国人材を採用していますね。人にもよりますが、最初から最後まで頑張ってくれる子もいて、今回もなんとか繁忙期に間に合ったので、助かりました。
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