特定技能外国人のマッチングプラットフォームサービス「tokuty(トクティー)」をご利用いただいたお客様にインタビュー。今回は福岡県北九州市の建設業、株式会社美創工芸バンクール代表の隈本さんにお話を伺いました。
日本語でも難しいからこそ「即戦力を希望」
ー事業内容と、これまでの採用課題について教えてください。
建築工事業・内装仕上工事業の会社で、デザイン設計や施工(住宅、店舗)、リフォームもやっています。特に商業ビルに入る飲食店などの内装工事が多いですね。もともと日本人従業員は4名で、今回採用したベトナム人2名には、店舗工事の施工に入ってもらっています。
これまでは雑誌やネット、ハローワークなどで求人募集を行っていましたが、ここ1,2年は全然応募がなく、たまに日本人の若い人から応募があっても、早いと一週間で辞めた人もいて、日本人だけの採用には限界を感じていました。
ートクティーをご利用いただいた経緯を教えてください。
外国人材の採用は経験がありませんでしたが、特定技能や技能実習は知り合いの建設会社が利用していたので知っていました。ただ、日本語でも教えるのが難しい仕事の説明をアプリや翻訳機を使いながら外国人に伝えるのは時間がかかると思い、即戦力となる人材が欲しかったんです。
そうした中、取引していた銀行経由でトクティーをご紹介いただき、話を聞いたところ、マッチングの仕組みが良いなと感じました。希望通り、即戦力になる特定技能人材を提案してもらえるということで、依頼しました。
ー採用までの流れはいかがでしたか。
トクティーで求人掲載後、2週間くらいで面接・採用に至り、思っていたよりもスムーズにベトナム人2名の採用ができました。そのうちの1人は多少、日本語がわからないところもありますが、自分でスマホで調べながら理解できているようなので問題なさそうです。弊社の仕事内容については、2人ともきちんと理解してくれていたので採用しました。
―入社後の働きぶりはいかがですか。
意欲の部分は面接では判断しづらく、共に働いてみないとわからないなと思っていましたが、実際に一緒に働いてみて、仕事に対する姿勢が日本人と違い、真面目だと感じています。日本語のやり取りもでき、仕事を教える際にも問題はありません。既存の社員も最初は不安を感じていましたが、仲良くやってくれています。
半年後にもう1名採用したい
ー外国人材の採用について、どう感じていますか。
思ったよりスムーズに採用できたので、もう一人、半年後くらいに採用したいなと思っています。書類関係を担当した事務員は、初めての外国人採用なので苦労していたものの、無事完了できました。
もともと、新しく案件がきても、人手が足りないので断っていたんです。まだ入社したばかりなので、きちんと回せていける状況ではないですが、人が増えたことで案件も増やしたいです。1年くらいで成長してくれれば回せるのではと思っています。あとは、車の免許を取ってもらえると助かりますね。免許がないと現場までの送り迎えが必要になってしまうので。ベトナムの2名とも、取りたいという意欲はあるようなので、ぜひ取ってほしいです。
ー外国人採用において、どのようなことを大切にしていますか?
とにかく孤立しないように、というのだけは心掛けていました。仲良くやっていけるように、既存の従業員たちにも声掛けしてほしいと頼みました。
ー周りのお知り合いにも、トクティーを勧めたいと思いますか?
特定技能を採用したいと思っていても、ちゃんとした人が来てくれるのか、不安に思っている同業の会社が多いです。ちょうど、知り合いの会社の人にも相談されたので、トクティーを紹介したところです。