特定技能外国人のマッチングプラットフォームサービス「tokuty(トクティー)」をご利用いただいたお客様にインタビュー。今回は福岡県行橋市の板金加工業、株式会社ビバンテック代表の吉山さんにお話を伺いました。
外国人採用には興味があったものの…
ー事業内容と、今までの採用活動について教えてください。
弊社は、農林業運搬機などの部品をつくっている、板金加工の会社です。求人サイトに求人掲載しても、日本人では応募がめったになく、あったとしても高齢の方だったり、給与面で折り合いがつかず、採用にいたらないことも多く、困っていました。
ートクティーを利用することになったきっかけを教えてください。
外国人雇用には興味があったのですが、ネットで検索すると外国人採用に関わる会社がたくさんあり、よく知らない会社に頼むのも不安でした。逆に知り合いの会社に頼むこともできたのですが、希望にそぐわず、関係が悪くなるのも嫌だなと思っていた中で、取引先の銀行からトクティーを紹介してもらいました。銀行からの紹介なので安心でき、依頼しました。
技能実習生については、同業で雇用していたり、新聞などで知っていたりしましたが、特定技能については、トクティーを通じて初めて知りました。
ートクティーを利用したご感想はいかがですか?
求人掲載して数日後には応募がきたので、とても早かったです。3名と面接し、インドネシア人2名を採用することができました。もともと2名採用しようと思っていたので、無事採用できてよかったです。
候補者の日本語レベルも高くて驚きました。やはり技能実習を経験しているからこそだと思います。
仕事の経験については、同じ業種でも会社によってやり方が違うので、そこは教えていくしかないと思っていたのでそこまで気にしていませんでしたが、前向きな考えを持っていて、頑張りたいという姿勢があったのでよかったです。
受注案件も増やしていきたい
ー入社後の様子はいかがですか?
まだ入社したばかリですが、仕事を覚えようという意欲が高いので、こちらとしてもどんどん教えていこうと思っています。日本語についても、業務上特に問題なくコミュニケーションできています。
ー外国人採用について、どのように考えていますか?
まだ働き始めたばかりですが、採用してよかったなと思っています。
今後の特定技能人材の採用については、日本人の採用状況と合わせて考えていきたいです。
というのも、たとえば特定技能の方ばかりを雇って、その人たちが一気に帰国するなどしていなくなった場合、会社の技術を継承していけなくなるので、日本人もある程度増やしていかないといけないと考えています。
もともと日本人社員は6名おり、今回特定技能人材を2名採用したことで、受注数も5%くらいあげていきたいと思っています。今まではどんどん案件を取ってきても社員が少なく、現場に負担をかけていたので、人を増やした分、案件も増やし、売り上げを伸ばしていきたいです。
ー外国人採用において、どのようなことを大切にしていますか?
日本人の従業員に、インドネシアのことを知ってもらう時間を設けています。宗教も違うので、お互いに理解し合えるような環境づくりが必要だと感じています。