茨城県で代々続くレンコン農家の浅野さま。レンコンは冬のイメージが強いですが、実際は7月~3月までが出荷時期で、4月~5月が植える時期に当たるなど、現場は常に人手を必要としています。高齢化が進む一方で、過酷な作業ゆえに日本人の若手採用は困難を極め、技能実習生の受け入れを続けてきました。それでも人手が足りなくなった時、より早く戦力を確保する手段として選んだのが、特定技能人材の活用です。「他社では半年と言われた採用が、トクティーなら2ヶ月で叶った」そう語る浅野様に、導入の経緯と現場の手応えを伺いました。
レンコン農家を続けていくため、外国人採用という選択
ーまずは、外国人材の採用に至った背景を教えてください。
うちは代々レンコン農家ですが、家族の高齢化は深刻な問題でした。祖父母はもう80歳近く、私の母と父も60代です。人手が減っていくなかで、家族だけの力では限界を感じていました。これまでも、手を尽くして人を探してはきました。しかし、レンコン掘りは農業のなかでも特に過酷な仕事です。夏は猛暑、冬は凍えるような冷たい水のなか。厚手のウエットスーツを着て作業するのですが、中は汗が足首まで溜まるほどの大変さです。日本人の若い子に来てもらった時期もありましたが、残念ながら長続きはしませんでした。もともと外国人材が身近な地域だったこともあり、組合を通じて技能実習生を受け入れるようになったのが最初の一歩です。
繁忙期に間に合った、採用までのスピード
ートクティーを利用しようと思ったきっかけを教えてください。
元々、組合を通じて3人の実習生を受け入れていたのですが、そのうちの1人が体調を崩して現場に入れなくなってしまって。ちょうど繁忙期を控えていたタイミングで、急いで戦力を補充する必要が出てきたんです。そこでネットで調べたところ、特定技能人材の紹介をしているトクティーが見つかりました。
ー数あるサービスの中で、なぜトクティーを選んでいただけたのでしょうか。
一番の決め手は、採用までのスピードでした。他の会社に相談したときは「採用まで半年はかかる」と言われていたのですが、それでは繁忙期に間に合わなかったんです。トクティーさんに相談したところ、わずか2か月ほどでスタッフが来てくれました。この早さには、本当に助けられましたね。
ー導入プロセスで、特に便利だと感じた点はありますか?
テレビ電話などで手軽に面談ができた点です。わざわざどこかへ出向く必要がなく、忙しい時期でも自宅で面談ができます。家事もあり、年中忙しい私のような農家にとっては、大きなメリットだと感じました。また、たまたま茨城県内でレンコン栽培の経験がある子を見つけてくれたのにも驚きました。即戦力が欲しかった私たちにとって、とても心強い出会いになりました。
ー逆に、大変だった部分はありますか?
最初の書類の多さは正直大変でした。これはトクティーに限らず、どこの組合や会社を使っても同じだとは思いますが、これから検討する方には心構えとして知っておいてほしいですね。
文化の違いを埋める「見える化」と歩み寄り
ー文化や習慣の違う方を迎え入れる上で、具体的に工夫されていることはありますか?
まずは、生活上のルールを箇条書きにして、入居するその日に紙で渡すようにしています。ゴミ出しの曜日、火の取り扱い、夜9時以降は静かに過ごすことなどできるだけ細かく書くことにしています。書面で渡すことで「言った・言わない」のトラブルを避けられますし、彼らも後から見返すことができます。 また、食事などの文化の違いについても、こちらから歩み寄るようにしています。例えばインドネシアの子は豚肉が食べられませんが、本人に話を聞いて、朝食のパンをハムの入っていない甘いものに変えるなど、できる範囲で工夫をしています。こちらの当たり前を押し付けるのではなく、一人の人間として尊重して接する。そうした積み重ねを大切にしています。
「はい」を鵜呑みにしない。歩み寄りが生む信頼関係
ー最後に、外国人雇用を検討している経営者の方々へメッセージをお願いします。
まずはコミュニケーションですね。指示を出すとどの子も元気に「はい」と返事をしてくれます。でも、その「はい」が本当に伝わっているかどうかには注意が必要です。伝えっぱなしにせず、「今の説明、どういう意味か自分の言葉で言ってみて?」と聞き返したり、実際に目の前でやって見せてもらったりして、理解度を確認することが現場ではとても重要です。
こういった事例を聞くと、「めんどくさい、大変そうだ」と二の足を踏む方も多いかもしれませんが、最初の「教える労力」さえ惜しまなければ、彼らは本当に真面目に、一生懸命働いてくれます。日本で働く彼らは「しっかり稼ぎたい、仕事をしたい」という強い意欲を持っています。日本の若い子たちと比べても、仕事に対する熱意が高いように思います。その熱意は、私たち農家にとっても本当に貴重なものです。 外国人だからと壁を作らず、一人の「人間」として誠意を持って向き合えば、彼らも必ずそれに応えてくれます。人手不足が深刻な今、彼らは単なる労働力ではなく、私たち農家の未来を共に支えてくれる、かけがえのないパートナーになってくれるはずです。。
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