【お客様の声】真面目さが生んだ皆勤。その先にある、経営者としての責任

大石ユニオン株式会社

業種 工業製品製造業
従業員数 1〜50名
ビザ 特定技能
地域 中部
お話を伺った方 代表取締役社長 大石 剛さま

課題

  • 会社全体の高齢化が進み、このままでは受注をこなしきれなくなるという危機感があった。
  • 言葉や文化の違いによるミスマッチ、周囲とのコミュニケーションへの不安があった。
  • 外国人雇用は初めての経験で、書類作成や入管関係の手続きに不慣れで、何から手をつければよいか分からず苦労した。

導入の決め手

  • 取引先がトクティーと提携しており、信頼できる紹介だったことが安心材料になった。
  • 募集要項の提示から面接までのスピード感が早く、受け入れ準備の時間を十分に確保できた。

効果

  • 無欠勤で真面目な勤務姿勢により、専務が組み立ての専属業務から離れ、現場全体を柔軟にフォローできる体制になった。

静岡県焼津市で、建物の骨組みとなる鉄骨、主に梁(はり)の製造を手がける大石ユニオンさま。社員の高齢化に伴う人手不足への危機感から、外国人材の受け入れに踏み出しました。煩雑な書類手続きさえも、面倒ごとではなく「外国籍社員の身分を保証する大切な手続き」と慎重に取り扱う大石剛代表の姿勢に、深い社員へのリスペクトが滲んでいました。

高齢化への危機感から、外国人材へ

ー御社の事業内容と外国籍社員の役割について教えてください。
当社は建物の骨組みとなる鉄骨の製造を行っている会社で、その中でも梁の加工をメインに手がけています。特定技能で雇っている外国籍のスタッフには、最初から担当範囲を決めているわけではなく、色々な業務を経験してもらった上で、この人はこういう仕事が向いているだろうと判断して、得意な分野を任せるようにしています。

ー外国人材の採用に至ったきっかけを教えてください。
今のまま若い人が入ってこない状況を放っておくと、請け負える仕事量自体が少なくなってしまう。大きな物件に当たった時にこなしきれなくなる、という危機感から、どうなるか分からないけれど外国人材を入れてみようか、というのが1つのきっかけでした。

「意外とできるね」。不安を超えていった適応力

ー正直なところ、最初は日本人の方が良かった、という思いはありましたか?
最初はそういう気持ちも正直ありました。言葉がなかなか通じない場合はどうしたらいいか、あと文化の違い。常識にミスマッチがあると、仕事でも行き違いが出るのではないか、という不安は確かにありましたね。ただ、実際に来ていただくと、彼らもしっかり勉強してきていて、日常生活では困らない程日本語が上手でした。仕事上の専門用語も噛み砕いて説明すれば、理解してくれる。何度も繰り返し言わなくても、次からはしっかり理解して行動に移してくれる。最初に感じていた心配は、結果的には杞憂だったと思います。

ー日本の同世代の若者と比べて違いはあると思いますか?
外国籍の子たちはバイタリティがあるように思います。働きたい、という強い意識を持って来日しているので、仕事に対する考え方は、日本人の同世代の子たちよりもしっかりしたものを持っていると思います。

挨拶から始まる、信頼関係

ー周りの方々との関係はどうですか?
心配していたことの一つに、寮のご近所さんとの関係性があったんですが、挨拶もしっかりしてくれていて、「すごいいい子たちだね」というお声をいただいています。特に指導したわけではないのですが、周りと信頼関係をうまく作ってくれているのかなと、今となってはすごく安心しています。

ー彼らと日々接する中で、意識されていることはありますか?
朝のミーティングでは、専務がその日の仕事の流れを説明するんですが、私もその時に社員の様子を見ています。案外、外国人の方がしっかり大きな声で挨拶できているんですよ。逆に、いつもしっかり挨拶できてる子の声が小さいと、「今日何かあったの」と声をかけたりします。そういうちょっとした事を通じて見守るようにして、あまりプライベートを詮索したりはしないようにしています。 彼らも人間なので、目立ったことがない限りは、自然体で付き合わせてもらった方がお互いにとっていいのかなと。一緒に仕事をやってくれる仲間ですから。

無欠勤という信頼が、専務の負担を軽くした

ー特に頑張ってるなと感じるエピソードはありますか?
とにかく仕事に対して真面目なんですよね。ほとんど欠勤は無いですし、何かの用事で休みたい時は、ちゃんと事前に言ってきます。これは当然なようで経営者としてはとても助かるし、信頼を築くための近道ですよね。ポンと休まれてしまうと、その人が担っていた工程をその日1日どうするか、社内で組み替えて動かさなければいけない事態にもなってしまう。無欠勤というのは、非常に大きなことだと思います。

ー特定技能人材が加わったことで、社内の役割分担に変化はありましたか?
うちの専務が組み立ての方の仕事の割り振りをやっていて、実際に現場に入ることも多いのですが、外国籍の子たちが働くようになってから、ある程度余裕ができるようになったんです。余裕ができた分、専務は他の仕事をしたり、人が足りない他の仕事にサポートに入ったりできるようになった。全体の抜けているところを専務がカバーすることができるようになったので、会社全体の仕事の流れがかなり円滑になりましたね。

「生命線」を預かる以上、煩雑な書類にも真摯に向き合う

ー外国人材を雇う上での書類・手続き関係は、どんなところが大変ですか?

大変というより、私たちも外国籍の社員を雇うのは初めてだったので、入国管理局に提出するような書類に慣れていない、というのが正直なところです。書類を作って返信してください、と言われても、1個1個を細かく理解して、この書類はどこの役所に取りに行くものか、というのが分かりづらかったですね。 外国籍の彼らにとって在留カードというのは身分を証明する大切な生命線です。期限もありますし、非常に大事なものなので、絶対に間違えられない。かと言って初めての書類なので、どこから手をつけたらいいのか、最初はすごく迷いましたし、期限に追われるプレッシャーもありましたね。ただ、1回経験してしまえば、2回目からはそこまで苦労は感じないと思います。

信頼できる紹介と、これからの建設業への期待

ートクティーと出会ったきっかけを教えてください。
お付き合いのある会社がトクティーさんと提携されていて、そこからのご紹介でした。経験値ゼロからのスタートだったので、信頼できるところから紹介してもらえたことは、非常に安心につながりましたね。

ートクティーへの評価として、印象に残っている点はありますか?
対応の早さです。募集要項を伝えてから面接までの期間も短かったので、私たちの方の受け入れの準備も十分に時間を作って対応することができました。採用のスピードはそのまま私たちの負担減につながりますからとても大切です。そういう意味で知り合いの経営者にトクティーさんの名前を出して紹介させてもらうこともあるんですよ。

ー建設業界における外国人材の存在は、今後どうなっていくと思いますか?
外国人労働者に対する期待は、これからますます高くなっていくと思います。建設業界全体で人手不足は今、非常に深刻な問題になっていますから、外国人材を受け入れることは、もうなくてはならないものになってきていると感じますね。私たちが製造したものを現場で組み立ててくれる方々がいて、初めて建物になっていく。そうした方々が減ってしまうと、現場の進み具合が悪くなって、業界全体のペースも落ちてしまいますから。


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