採用を加速させる外国人紹介サービスの選び方とは?利用するメリットや注意点も解説!

外国人採用

2023/12/07

日本の労働人口の減少によって、国内の外国人労働者が増えてきています。2019年4月に新たな在留資格「特定技能」が作られ、受け入れを開始したことで、外国人の採用市場が活性化しつつある中、企業は外国人紹介サービスを利用し、優 […]

目次

日本の労働人口の減少によって、国内の外国人労働者が増えてきています。2019年4月に新たな在留資格「特定技能」が作られ、受け入れを開始したことで、外国人の採用市場が活性化しつつある中、企業は外国人紹介サービスを利用し、優秀な人材の確保に努めています。

これから外国人の採用に注力したいと考える企業は、自社の採用課題へのマッチや充実したサポートの受けられる人材紹介サービスを選ぶ必要があります。本記事では、外国人人材紹介サービスの選び方や注意点を解説。ぜひ参考にしてみてください。

外国人人材の需要・動向


出入国在留管理庁の報告によると、令和4年末の在留外国人数は307万5,213人(前年末比31万4,578人、11.4%増加)で、過去最高を更新。初めて300万人を超える結果となっています。

在留資格「特定技能」に該当する外国人をはじめ、医療・介護分野、IT分野など高度な技術を持った外国人の採用に注力する企業が増えてきている状況です。日本人労働者が減少していることもあり、今後も外国人労働者が増えることが予想されています。

引用:令和4年末現在における在留外国人数について|出入国在留管理庁

外国人人材紹介サービスの特徴

外国人の人材紹介サービスは、外国人を採用したい企業と外国人人材のマッチングをサポートするサービスです。厚生労働大臣の「有料職業紹介所」としての認可を得た企業が、人材紹介や採用業務の代行など様々な支援を展開しています。

また外国人紹介サービスであれば、ビザの申請から採用後の企業へのオンボーディングまで人材に寄り添うサービスが多いです。各サービスの特徴を踏まえた上で、自社に合うサービスを選びましょう。

外国人人材紹介サービスの利用の流れ

一般的な外国人人材紹介サービスの利用の流れは以下の通りです。

STEP1. 人材紹介サービスへ登録

STEP2. 募集求人のヒアリング

STEP3. 候補者の選定

STEP4. 書類選考・面接

STEP5. 内定

STEP6. ビザ申請手続き

STEP7. 入社

大まかな流れを見ていくと、一般的な人材紹介サービスと違いはありませんが、採用後のビザ申請手続きや入社前後でのサポートしてもらえるサービスがほとんどです。

各手順において、留意すべきポイントは、募集求人のヒアリング時に人材会社と採用したい人物像を綿密にすり合わせ、ミスマッチが起こらないようにすることが重要です。また、候補者の選定以降の段階では、人材会社がどのような介入をするかで費用や採用人材に対するフォロー体制も異なります。

外国人人材紹介サービスの利用するにあたって、全体像を把握した上でサービス利用手続きに進むことで自社の求める人材の確保に1歩前進できるでしょう。

外国人人材紹介サービスの種類

  • サーチ型
  • 一般紹介・登録型

外国人人材紹介サービスを提供する会社はたくさんありますが、主に「サーチ型」と「一般紹介・登録型」に区別されます。それぞれ詳細を解説します。

サーチ型

サーチ型は、人材紹介会社に登録されているデータベースをはじめ、様々な手法で候補者となる人材を探すサービス形態です。SNSでのスカウトや転職サービスを活用しながら、採用要件に見合う人材を探します。

サーチ型を採用する際は、求める人材要件が高度な場合や、特殊な業種・業態における人材採用を行う場合などにおすすめです。次に紹介する「一般紹介・登録型」よりスムーズに人選できるメリットが魅力的です。

一般紹介・登録型

一般紹介・登録型は、人材紹介会社の人材データベースの中から、マッチングする可能性のある人材を紹介するサービス形態です。多くのサービスは一般紹介・登録型で、サービスに登録しヒアリングを行った上で、候補者を紹介してもらえるため、サービス利用企業の負担が少なくて済みます。

幅広い業界・業種に対応した人材を紹介してもらえる「総合型」と特定の業界の人材を紹介してもらえる「専門型」の2種類あるため、採用したい人材像に伴って、自社に最適なサービスを選ぶ必要があります。

  • 採用工数や費用を削減できる
  • 優秀な人材を確保できる
  • 求人を公開せずに採用活動を実施できる

外国人人材紹介サービスにはどんなメリットがあるのかを整理してみます。サービスの利用を迷っている企業のご担当者はぜひ参考にしてみてください。

採用工数や費用を削減できる

採用工数や費用を削減できることは想像できるかと思います。自社で採用活動を行う場合は、お金や労力がかかります。特に外国人を採用する場合は、海外から日本へ来日する際の諸手続きやコミュニケーションにおいて日本人を採用する場合と比べるとコストがかかってしまいます。

外国人を紹介するだけでなく、企業へ入社するまでに発生するタスクをサポートしてもらえるのが、外国人人材紹介サービスを利用するメリットの1つです。また通常の採用業務で発生する業務も代行してもらえるサービスもあるため、採用活動の効率化にもおすすめです。

優秀な人材を確保できる

外国人が日本で働く場合、一定の業務に関する技術や日本語レベルがなければ在留資格を取得できません。つまり、採用できる人材がいる段階で、優秀な人材であることを把握できるのです。

そのため入社した後も、貪欲に努力したり、業務に真面目に取り組む姿勢の外国人が多いです。また、日本とは異なる文化や価値観で生活してきているため、社内のコミュニケーションの活性化、そして新しい発想やアイデアを創出する機会になることもあるでしょう。

求人を公開せずに採用活動を実施できる

外国人人材紹介サービスの中には、非公開求人として人材を確保できる場合があります。非公開求人は限られた人材にのみ求人の内容が公開されるため、候補者をある程度絞り込んだ上で、採用活動を実施できます。

知名度の低い企業が外国人を採用する場合にも、非公開求人で人材のレベルに見合った待遇で採用できる点が魅力。候補者の希望に合わせてマッチングできるのが強みです。

外国人人材紹介サービスを利用する際の注意点

  • 就労ビザの取得に時間がかかる
  • 採用したい人材像と異なる人材を採用してしまう場合がある
  • 採用した人材が異国に馴染めないリスクがある

外国人人材紹介サービスには多くのメリットがある一方で、利用するにあたっていくつか注意すべき点もありますので、詳細を解説します。

就労ビザの取得に時間がかかる

外国人が日本で働く場合には、就労ビザが必要となります。就労ビザの取得には1ヶ月〜3ヶ月程度かかります。採用する外国人の在留資格の有無を確認しつつ、就労ビザの申請が必要であれば、ビザの取得サポートや入社するタイミングを調整するなどの対応が求められます。

また在留資格を持っている場合でも、切り替えが必要であれば時間がかかるため、事前に確認した上で、採用活動を進めるようにしましょう。

採用したい人材像と異なる人材を採用してしまう場合がある

外国人を採用する場合には、事前に募集条件を明確にしておきましょう。日本人の採用と比べると条件面を細かく設定しておかなければ、人材のミスマッチが起こりやすいです。そして採用活動を進めるうえで、募集人材の条件が曖昧であると、選考に手間がかかってしまうこともあるでしょう。

また、人材紹介サービスの利用の際に担当するエージェントの質も重要です。紹介実績や担当者の雰囲気を把握しながら採用したい人材像を共有しましょう。その上で、期待する人材を紹介してもらえるかを判断しましょう。

採用した人材が異国に馴染めないリスクがある

紹介してもらった人材を採用した結果、自社に馴染めず辞めてしまうリスクもあります。外国人人材は、異国での文化の違いや働き方に入社直後は戸惑うことがほとんどです。採用をはじめ入社後の外国人人材の不安や悩みを受け入れ支援していくことが求められます。

採用企業および人材紹介会社がうまく連携を取ることで、採用のみならず、採用前後で人材をサポートしていく必要があります。また採用企業は、採用活動以外のサポートが充実している人材紹介会社を選ぶことも重要です。

外国人人材紹介サービスの選ぶ際のポイント

  • 採用要件を満たした人材を取り扱っているか
  • 採用サービスの種類や課金形態がマッチングするか

ここまで外国人人材紹介サービスを利用するメリットや注意点を解説しました。初めてサービスの利用を検討する企業は自社に合うサービスを選ぶポイントを踏まえて、各サービスを比較検討することが大切です。

採用要件を満たした人材を取り扱っているか

まずは、採用要件を満たす人材を取り扱っているかを確認しましょう。人材紹介会社の得意・不得意とする領域を把握し、自社の求める人材を確保できる可能性のあるサービスを見極めることが重要です。

また人材紹介会社の内定実績を確認しておくこともおすすめです。採用したい人材の類似実績が豊富であれば、安心して採用活動を依頼できることでしょう。

採用サービスの種類や課金形態がマッチングするか

採用サービスの種類や課金形態も人材紹介会社が提供するサービスによって異なります。サーチ型や一般紹介・登録型などのサービスの種類、届出制手数料や上限制手数料などの料金形態も様々です。

採用企業は、確保できる予算を明確化し、費用対効果を考慮した上で、サービスの利用を検討しましょう。

外国人人材紹介サービスを活用するならトクティー!

外国人を採用する際の人材紹介サービスについて解説しました。サービスを利用することで、コストを削減できるだけでなく、自社の活動ではリーチできなかった優秀な人材の確保や採用ノウハウを蓄積できるなど、多くのメリットがあります。

外国人人材紹介サービスを上手く活用していく上で、紹介会社に業務を任せっきりにするのではなく、採用活動の伴走者として信頼関係を築きながら、自社の成長につながる人材の採用に努めましょう。

外国人人材紹介サービスはトクティーがおすすめです!35,150名以上の人材データベースと192社の海外現地パートナー企業の中から優秀な人材をご紹介。採用したい人材像にマッチングする人材を何度でも無料でご提案いたします。

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